Windows向けファイル検索用最強フリーソフト”Everything”で、ネットワーク接続先のPCを検索追加する設定

Eeverthing(エブリシング)は、PCの中に無数有るファイルを一瞬で探し出してくれるソフトウエア。

このソフトでどれだけ助けられたことか。
単にファイルを探す時間を短縮するだけでなく、紛失したと思ったファイルが意外なところに移動してしまったことを発見したり・・・

このような基本的に有用な機能が、なぜWindows標準として採用されていないのか不思議ではあります。

さて、Eeverthingで、起動PC(自分のコンピュータ)だけでなく、ネットワークでつながったPC内部も検索できる設定をメモ。

設定例

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ツール(T) → オプション(O)

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フォルダ → 追加(A)

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追加で、ネットワーク先を選択

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z:¥が追加された。

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すると、他PCにあったPDFファイルが見つかった。

注意:追加先が大きなHDD(容量2TB)であったので、リスト化するために5分程度かかった。

検索前に検索対象全リストが表示されていることを確認すること。

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(検索対象にC:ドライブほか、Z:ドライブが表示されている例)


Everything入手先一例

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https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/everything/

4K動画から静止画(jpeg)を切り出す。フリーソフトLosslessCut

4K品質で静止画を取り出したい

4K動画から、簡単に静止画を抜き取りたい。
・4Kディスプレーで再生させ、一時停止して画面キャプチャすればよい。

・しかし、ディスプレィが普通の2K(フルHD)の場合は?

→ 動画から 4K静止画を出力できるソフトウエア(アプリ)を使えばよい。

ということで、フリーソフト LosslessCutを試しました。

静止画取り出し検証用動画

鳥が飛び立つ一瞬。 4Kで撮影

4Kで撮影した動画は、横約4000、縦約2000の画素(ピクセル)があるので、4000×2000=8000000画素あります。
つまり800万画素のデジカメで撮った静止画品質が期待されます。
けれどこれをフルHDで再生すると、1920×1080=2073600画素。 つまり207万画素のデジカメ品質になってしまいます。

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LosslessCutを使う。

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LosslessCutを立ち上げると”ファイルをドロップ”の画面が出る。

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動画ファイルをドラグアンドドロップ

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動画ファイルが読み込まれ、0秒部分が表示される。

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再生ボタン、あるいはマウスを使って取り込みたい画面で静止させる。

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右下のカメラマークを押すと、4K品質でスナップショット。 .jpeg形式で保存される。

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保存先と、ファイル名が表示される。

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保存された静止画画像ファイルのプロパティを見ると、4Kサイズになっている。


2Kと画像品質を比較

2K画像

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FullHD(2K)ディスプレーからの切り抜き 
755×582 ピクセル(2K画像

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2K画像から顔の拡大


4K画像

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LosslessCutから作成した4Kショットからの切り抜き 
1488×1197ピクセル(4K切り抜き 切り抜き前

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4Kの方が解像度良いですね。


このソフトウエアは、動画の切り抜きがメインで、静止画保存は、おまけ的機能ですね。
簡単で気持ちよく作業できます。

ダウンロードサイト

https://github.com/mifi/lossless-cut/releases/tag/v3.44.0

MAC版、win版、linux版あり。


なお、Windows標準のフォトでも、静止画切り抜きできました。

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Windowsの付属ソフト  「フォト」でも同様のことができました。
右上の ”編集と作成” → 写真の保存で、2Kディスプレー使用して4K品質保存できました。

google photoへのアップロード用に画像を一括縮小させる。

縮小アップ手順

メモリカードを読みこむ。

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カメラのメモリカードをパソコンに差し込む。

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DCIM フォルダ-内の画像ファイルを開く。

”縮小専用”を立ち上げる

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縮小専用の機能でピクセルを1280×1280に。

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画像ファイルをまとめて貼り付ける。
(画像ファイルは、CTRL+Aで一括選択)

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すると、”Resized”というフォルダが作られ、この中に縮小された画像が格納されている。

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格納されたファイルは、元ファイルの1/10程度に縮小されている。

もとファイルは、1600万画素デジカメ、サイズ最小で撮影。

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縮小リサイズされた画像ファイルは、59枚で14MB程度になった。

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縮小されているので、Googlephotoへのアップも短時間
WEBアップロード用の写真としては十分な解像度ですし。

経緯

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Google photoは撮影写真の保存場所として利用しております。
特にアルバムは、検索機能があるので便利。
6月から無制限アップロードが停止されたので、対策として画像を縮小させることにしました。

これにより容量不足へ対処として大きな効果を感じます。
ただし拡大させてのトリム(部分拡大切り取り)は解像度が落ちますので、あらかじめトリムしてアップすることで対処とします。

デジカメの高性能化(高解像度)で、画像ファイルがあまりにも大きくなり使いにくくなっていました。
これを機会にデジカメで保存するサイスを適正にしようと思いました。


縮小専用:ダウンロードサイト一例
窓の森 https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/shukusen/
vector https://www.vector.co.jp/soft/dl/win95/art/se153674.html


2021.10.27 追記

その後、「リサイズ超簡単!Pro」に変えました。

理由:縮小した際にExif 情報を残せるため。
縮小してgoogle Photoにupした画像は、いわはサンプル的なものになります。
このとき、もと画像を探そうとすると、撮影日付、カメラ名、ファイル名などでPC内を画像検索すればよいのですが。
「縮小専用」には、縮小後にExif情報を引き継ぐ設定がありません。
特に、撮影日がわからないことが困りました。

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ということで、「リサイズ超簡単!Pro」であれば、Exif 情報を残せます。
Exif:Exchangeable Image File Format 標準化された撮影データ保存形式(各社のデジカメが対応)

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「リサイズ超簡単!Pro」 フリーソフト
ダウンロードファイル名:RCKP538.EXE
https://www.vector.co.jp/soft/winnt/art/se305420.html
https://intelligence-console.com/download/rckp545-download-postid-77529052/

Exif有無の実例:

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Exif 情報を残さない圧縮の場合。
撮影日が、撮影した日ではなく圧縮日になってしまう。
ファイル名のみ残る。

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Exif情報を引き継いだ場合。
圧縮後の画像ファイルには、撮影日、ファイル名、カメラデータが残る。