NVMe SSD クローンマシーンを試す。

NVMeの扱いはよく知らない。

SSDは、SATAの時代から m.2 NVMe に主流が変わっている。(Non-Volatile Memory Express)
なんといっても速度が早い。
CPUの高速化に伴い、ディスクも高速化しなくては。

けれどNVMe SSDはまだ扱い慣れていない。
メインマシンである HPのデスクトップ機が NVMe SSD起動だったのだけれど、あえてmSATA SSDに起動変更させている。
SATAならバックアップクローンマシンがあるので、安心して大胆に環境構築できるからだ。

NVMe起動させているPCは、LG Gram17 1台しか所有していない。
幸いLG Gramには NVMe SSDのslotが2つある。
一つ追加して、NVMeでも SATA同様にcloneできることは確認している。
(EasUS Todo Backup13.5 を購入し、本体に入れたμSDからバックアップ起動)

NVMe SSD用クローンマシーンの製品がなぜか無かったのだが、いくつか出てきたので、試したく購入してみた。

NVMe SSD専用のクローンマシーンを使ってみる。

早速2本(各250GB)を source側 とtarget側に差して、電源ボタンを押す。
10秒くらいして、SSD下のLED(青)が点灯。 認識したようだ。
クローンボタンを5秒くらい押すと4つのLED(緑)が点灯。
指を離すと、4つのLED(緑)が消えた。
これでスタートしたはず。

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SOURCE(クローン元):windows11環境(テスト導入したもの。)
TARGET(クローンさせるSSD):win10の環境が書き込まれている。

ところが、4つのLEDは消えたまま。 なんの反応もない。
1時間待ってみたけれど、本体が異様に熱くなるだけ。

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説明書には、%に応じて順番に点灯するとある。
・・しばらく、待ってから・・・・準備には時間が・・

おかしいなー  初期不良?
しかし、PCにつなぐと、外部ディスクとして普通に認識する。

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わかったこと。

クローンスタートしなかった原因

・TARGET側SSDが Bitlocker処理(暗号化)されていたため、容量が小さく認識された。
 ターゲット(書き込み側)がソース(元SSD)より、少しでも小さいとクローンを開始しない。

たまたまソース側のSSDが bitlock用に準備されていた。

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別のPCで見たところ、ビットロック準備(ロックできる状態)されたSSDには、黄色マークが付き、2台のSSDとして認識された。

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ディスク管理で見ると、ターゲット側(ディスク3)は、H: NTFS I:FAT? という2つの領域に分割されている。

つまり、クローンスタートしなかったのは、232.87GBのSSDから、214GBちょっとのSSDにクローンしようとしたためと思われる。
SSD全体容量は、ターゲットの方が若干大きい(238.46GB)ので、普通ならクローン動作が開始される。

どうやら小さなSSD(238.46-1.17-5.59GB ?)と認識されているようだ。
これを裏付けるため、ディスク3のBitlocker領域を削除してみた。

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bitlocker領域は、右クリックからのボリュームの削除で消すことができた。

そして、再度クローン操作を開始。

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すると、今度は 25%のLEDが点滅を開始した。 これなら開始したということがわかる。

その後、順に4つのLEDが点滅し、最後は4つとも点灯しっぱなしになった。クローン終了。
(250GBの SSDは20分程度でクローン処理された。 早い。)

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クローン後をディスク管理で見る。ターゲットは本来ソースより小さいどころか、5.59GB余っている。
同じ250GBなのだけれど。

・容量表示が同じ250GBであっても、わずかに容量が違う実例。⇒ P.S. 誤解あり。
ちなみに、クローンされて同じ内容になったので、ソースと、ターゲットを逆にしてクローン開始させてみた。
すると、LEDは点灯しない。 おー これは正常だな。大きい容量のディスクを小さい容量ディスクにクローンしようとしたのだから、不可能。
よく観察すると、ターゲット側のLED(青)が消えている。

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Target側のLED(青)が消えた。 クローンボタンを押す前は点灯していた。


その他、気づいたこと。

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WIN11 SSDをSource側にしたとき。(左に刺した場合)

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WIN11 SSDをTARGET側(右に刺したとき)

クローンマシン上のSSDを Source側 、Target側で入れ替えても、ビットロックされたSSD(win10)は H:  I:として認識。
ちょっと混乱する。 間違えてクローンしたらたいへん。


P.S.
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よく確認したところ、同じ250GBだと思っていたSSDの容量は・・
書き込み側が256GBでした。  TARGET側が 6GB大きくても、ビットロック領域によって小さく見えたため、クローンできなかったということです。


購入したNVMe SSD クローンマシン
MT-ME922-JP MTAKYI

 

外付けUSB ハードディスクを認識しない。→オフラインでした。

今まで時々使っていたUSB経由外付け HDDが認識しなくなりました。

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USB-HDDアダプタに付けたSSD

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他の外付けHDDを認識している状態。

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外付けHDDを認識しない状態

なぜ認識しないのだろう。

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デバイスマネージャ上では正常に認識されています。

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ディスクの管理を見る。

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すると、HDDが認識されないのは、オフラインとなっているから?
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オフラインのHDDを右クリックで、オンラインにすると、

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認識されました。
これはHDDが、このパソコンの元Cドライブ(起動)であったため、windows10の仕様でオフラインにしているためだと想像します。

HDDパーティション変更フリーソフトを試す。

win7からwin10へのアップグレードで、エラーが発生。
システムで予約済みのパーティションを変更できませんでした。
このPCではWindows10を実行できません。

win7でのシステム予約領域が36Mしかない。
win10では350M必要という書き込みがあった

disk管理

disk管理画面でのパーティション状況。
Cドライブを縮小させてみたが、後方しか操作できない。

image AOMEI Partition Assistantを起動させる。

AOMEI partition tool

c:を選択し、右クリックするとパーティションの調整移動という項目がある。

パーティションの調整

パーティションの調整移動の画面は、windows標準と大差ない。
しかし、”このパーティションを移動したい。” という項目がある。

パーティションの移動

”このパーてょションを移動したい”をチェックし、領域をドラッグすると、cドライブの前方に空きができる。 これで目的は達成できそうだ。
少し動かしただけで”パーティションする前の未割り当て領域”が12.36GBにもなる。 こんなには必要ない。 ここに、直接300を入れて、⇒確認

適用

確認をクリックすると、前の画面に戻るが、まだシステム予約の領域は36.00で変化無い。 これを適用させてみる。

適用確認

適用をクリックするが、設定がおかしい。

300KB
300と入れたところを300.00KBとして再実行

成功

successと出るが、HDDのパーティションには何も変化ない。


仕切りなおし。
移動

”パーティションの移動”を選び、前方を0.3GBと指定。

300MB確保

確認をクリックすると、今度は実行前の状態で未割り当て領域が304.41MBと予約されている。 ⇒適用

適用確認[6]

今度は先頭セクタが75776=>699200と増えている。
実行させよう。

再起動必要

すると再起動を促される。 このメモを保存して”はい(Y)”しよう。

partition create progress

>—- 20分以上変換に時間がかかりました。

その後、windows標準: コンピュータ⇒管理⇒ディスクの管理でもシステム予約が増加していました。

hdd構成

これで、win10にアップグレードできるでしょう。

cドライブ拡張

その前に、縮小していたCドライブを元に戻します。


だめでした。 再度同じメッセージ。 振り出しに戻りました。

システム領域を増やす

AOMEIを立ち上げて、システム領域を増やします。
システムを増やす

未割り当ての部分をシステム予約にします。 win10がやってくれると期待したのですが。

適用

適用させると、確認画面になります。
今度はシステムで予約済みのサイズが340.41MBまで増えます。