4K動画から静止画(jpeg)を切り出す。フリーソフトLosslessCut

4K品質で静止画を取り出したい

4K動画から、簡単に静止画を抜き取りたい。
・4Kディスプレーで再生させ、一時停止して画面キャプチャすればよい。

・しかし、ディスプレィが普通の2K(フルHD)の場合は?

→ 動画から 4K静止画を出力できるソフトウエア(アプリ)を使えばよい。

ということで、フリーソフト LosslessCutを試しました。

静止画取り出し検証用動画

鳥が飛び立つ一瞬。 4Kで撮影

4Kで撮影した動画は、横約4000、縦約2000の画素(ピクセル)があるので、4000×2000=8000000画素あります。
つまり800万画素のデジカメで撮った静止画品質が期待されます。
けれどこれをフルHDで再生すると、1920×1080=2073600画素。 つまり207万画素のデジカメ品質になってしまいます。

image


LosslessCutを使う。

image

LosslessCutを立ち上げると”ファイルをドロップ”の画面が出る。

image

動画ファイルをドラグアンドドロップ

image

動画ファイルが読み込まれ、0秒部分が表示される。

image

再生ボタン、あるいはマウスを使って取り込みたい画面で静止させる。

image

右下のカメラマークを押すと、4K品質でスナップショット。 .jpeg形式で保存される。

image

保存先と、ファイル名が表示される。

image

保存された静止画画像ファイルのプロパティを見ると、4Kサイズになっている。


2Kと画像品質を比較

2K画像

image


FullHD(2K)ディスプレーからの切り抜き 
755×582 ピクセル(2K画像

image

2K画像から顔の拡大


4K画像

image

LosslessCutから作成した4Kショットからの切り抜き 
1488×1197ピクセル(4K切り抜き 切り抜き前

image

4Kの方が解像度良いですね。


このソフトウエアは、動画の切り抜きがメインで、静止画保存は、おまけ的機能ですね。
簡単で気持ちよく作業できます。

ダウンロードサイト

https://github.com/mifi/lossless-cut/releases/tag/v3.44.0

MAC版、win版、linux版あり。


なお、Windows標準のフォトでも、静止画切り抜きできました。

image

Windowsの付属ソフト  「フォト」でも同様のことができました。
右上の ”編集と作成” → 写真の保存で、2Kディスプレー使用して4K品質保存できました。

google photoへのアップロード用に画像を一括縮小させる。

縮小アップ手順

メモリカードを読みこむ。

image

カメラのメモリカードをパソコンに差し込む。

image
DCIM フォルダ-内の画像ファイルを開く。

”縮小専用”を立ち上げる

image
縮小専用の機能でピクセルを1280×1280に。

image
画像ファイルをまとめて貼り付ける。
(画像ファイルは、CTRL+Aで一括選択)

image

すると、”Resized”というフォルダが作られ、この中に縮小された画像が格納されている。

image
格納されたファイルは、元ファイルの1/10程度に縮小されている。

もとファイルは、1600万画素デジカメ、サイズ最小で撮影。

image
縮小リサイズされた画像ファイルは、59枚で14MB程度になった。

image

縮小されているので、Googlephotoへのアップも短時間
WEBアップロード用の写真としては十分な解像度ですし。

経緯

image

Google photoは撮影写真の保存場所として利用しております。
特にアルバムは、検索機能があるので便利。
6月から無制限アップロードが停止されたので、対策として画像を縮小させることにしました。

これにより容量不足へ対処として大きな効果を感じます。
ただし拡大させてのトリム(部分拡大切り取り)は解像度が落ちますので、あらかじめトリムしてアップすることで対処とします。

デジカメの高性能化(高解像度)で、画像ファイルがあまりにも大きくなり使いにくくなっていました。
これを機会にデジカメで保存するサイスを適正にしようと思いました。


縮小専用:ダウンロードサイト一例
窓の森 https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/shukusen/
vector https://www.vector.co.jp/soft/dl/win95/art/se153674.html


2021.10.27 追記

その後、「リサイズ超簡単!Pro」に変えました。

理由:縮小した際にExif 情報を残せるため。
縮小してgoogle Photoにupした画像は、いわはサンプル的なものになります。
このとき、もと画像を探そうとすると、撮影日付、カメラ名、ファイル名などでPC内を画像検索すればよいのですが。
「縮小専用」には、縮小後にExif情報を引き継ぐ設定がありません。
特に、撮影日がわからないことが困りました。

image

ということで、「リサイズ超簡単!Pro」であれば、Exif 情報を残せます。
Exif:Exchangeable Image File Format 標準化された撮影データ保存形式(各社のデジカメが対応)

image
「リサイズ超簡単!Pro」 フリーソフト
ダウンロードファイル名:RCKP538.EXE
https://www.vector.co.jp/soft/winnt/art/se305420.html
https://intelligence-console.com/download/rckp545-download-postid-77529052/

Exif有無の実例:

image

Exif 情報を残さない圧縮の場合。
撮影日が、撮影した日ではなく圧縮日になってしまう。
ファイル名のみ残る。

image

Exif情報を引き継いだ場合。
圧縮後の画像ファイルには、撮影日、ファイル名、カメラデータが残る。

スマホ用アプリ「どこでもディーガ」をPC上の androidで動かしてみる。

「どこでもディーガ」は、スマホ上でpanasonicのディーガ(テレビ録画再生機)を扱うアプリです。

image
散歩中に家のディーガを操作
スマホで録画番組や、テレビ放送を見ることができるので便利。

でも、パソコンでは使えません。
で、これをPC(パソコン)で使ってみたので、メモします。

Androidエミュレータ

要するに、PC上にスマホを再現するソフトを導入し、そのスマホ上で「どこでもディーガ」を動かせばよいのではないか、という実践です。

アンドロイドemulatorには、いろいろなソフトがあるのですが、特に軽いと言われるMemuを導入。

Memuは最新版のちょっと前のver. 7.1を使用。
もともと、ゲームをすることを主体としているのですが、普通のアプリが動きます。
アプリ導入にPlayストアを使うときはGoogleでログイン。

image

スマホと同様に、アプリの検索で「どこでもディーガ」を導入

特別な設定

「どこでもディーガ」は使えたのですが、2点ひっかかりました。

(1) Root(ルート)モードを切る。

(2)ネットワークモードをブリッジモードにする。


(1)Root(ルート)モードになっていると、「どこでもディーガ」が起動しません。

image

ルートモードになっていると、「USBデバッグ」が有効とされ、起動できない。

image
右の歯車設定から、システム設定 >> エンジン >> Rootモード をオフにする。

image


(2) ネットワークモードがブリッジモードにないと、

image

同じネットワークにあるはずのディーガ機器が見つからない。

image

ネットワークモードは、当初(デフォルト)では、NATになっている。

image
ネットーワークモードをブリッジモード(すでに設定が選ばれている)にする。

以上2点を設定すると、登録可能な機器が現れる。

image

15TD9/15CTD9が選択できる。

会員登録(無料)する。

メニューが現れた。

番組表は見やすい。 現在の放送受信の他、録画予約もできる。

録画された番組も再生された。 ちょっと感動。